今日は選抜を対象に、都県予選から関東選抜に進出できる選手がどのように選ばれるのか、シードを起点にわかりやすく解説します。
以前解説しましたが、選抜の都県予選から関東選抜へは、予め関東ジュニアランキングのベスト40に入った選手が所属する都県にそれぞれ割り当てられます。このほか、8都県それぞれ平等に3枠が与えられますので、枠が多い方が得、という単純な話にはならず、寧ろ、枠が少ない方が有利に働くことが多いです。
これはベスト40に入る選手が一人もおらず、選手数も少ない県を仮定すると良いでしょう。
仮に全員で20名弱しかいなくて、ここには小学校3,4年生なども混じっていて、強い子は2,3人としましょう。
であれば、上位進出する可能性は極めて高くなりますね。ベスト16から始まれば、2回勝てば、ほぼ関東へ行けます。
一方、人数が多いと大変なことも多いですが、絶対ではありません。
ランキングの枠を取ってくれた実力者が何らかの理由で欠場したりすると、必然的に他の選手は枠が増えたのと同じような状況となり、非常に有利に運びます。
このため、枠が多い場合、少ない場合の有利不利は、その中身の質に左右されます。
次に、有利不利がはっきりしていることがあります。それはシードです。
シードの決め方は都県や人数で違いがありますが、ベスト8やベスト16までが対象となることが多いです。
シードに入るかどうかで関東進出への難易度はかなり変わりますが、この理由は2点あります。
1点目は、シードの趣旨通り、シードとシードがいきなり当たることはないので、強敵との試合を回避しやすい点。これは説明する必要もないでしょう。
2点目は、シード外の選手は、シード選手に複数回勝たないと関東への道が開けないことがある点です。例えば、1回戦や2回戦でシードと当たってしまったとして、仮にその相手に勝つ金星を上げたとしても、次にシードが出てきます。このシードを倒さないと結局道は開けないことが多い。
仮に2回目のシードにベスト16で負けてしまった場合、東京の場合はランキングで、神奈川や千葉などは試合で白黒つけるなど方式は異なりますが、いずれもシード外は選出な不利な展開となります。
たとえば枠が10だとしたら、ベスト16で勝利してベスト8に入ったら全員関東。ここで負けた場合は、残り2枠を争います。
ランキングで決める場合は、ベスト16で負けてしまったシードが優位になり、シード外はその時点で下位になり絶望的。試合で決める場合でも、通常シードは地力があり有利ですよね。
このように、シード外は徹底的に勝たないと道が開きにくい点で非常に不利です。
結果として、まだ先がある子はこれを教訓として、夏場にポイントを積極的にためて準備します。
なぜなら、冬場は3大大会の直前期で、手段を選ばずポイントが欲しい選手が増えて、夏場より厳しくなるからです。
夏はそのマークが甘く、公認大会が重なっている日にポイントを得やすい試合が頻繁に発生します。
来年本番を迎える選手は下記も宜しければ参考にしていただければと思います。

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