いつからかわかりませんが(数か月前かも?)、東京都テニス協会のHPに下記注意喚起がなされており、共感するところがありましたので共有します。

東京都はここ最近、子供の匿名性に注意を払っていますね。
SNSについてはインスタを対象に下記記事を書いたことがありますが、どのように運用するかは本人の自由、、、ということもあり、踏み込んだ意見は控えていますが、権威ある協会がトップに記載したことは大きな意義があると考えます。恐らく何かきっかけはあったのでしょう。
ジュニアテニス:インスタ利用のメリット・デメリット | テニジュ
ここで強調したい点は、インスタなどのSNS自体が悪ではないこと。気を付けたいのは使い方で、
・人様の試合評価は避けたい点。
・ご家庭の情報開示のレベルを上げすぎた書き込みは、長期的に家族のストレスになりやすい点。
・親が本人の写真をバンバン載せていたら、何かあった時に周囲は守ってくれないであろう点。
・上記開示が増えるにつれて、世間の目も厳しくなる点。
インスタでは関連するお友達ばかり出てきますので、最初は楽しいコミュニティができて、みんながやっているから怖くない感覚になりやすいです。
恐らく、テニスを始めたばかりの幼児や小学生、選手クラスに入ってグリーンボール大会で優勝してイエローに行くあたりまで、初めての優勝が続いて楽しいのではないでしょうか。このあたりは、テニスの交流の側面が強い。
結果がどうであれ、基本的に顔出ししていると、たくさんの人がいいねしてくれて、輪も広がって楽しいでしょう。
インスタ友達が互いにアップしているのをよく見ますね。
しかし、もう一歩踏み込んで公認大会で本気の世界に入ると、これまでのインスタ友達もライバルに変わります。
小学校高学年でも、SNSのマネジメントは変わらず親。優勝以外はどこかで負けているわけで、なかなか勝てなくなってくると、周囲の目を気にしがちです。
テニスの世界は小学生にも残酷で、子供の良い結果が出ない時、子供自身はがっかりしているわけですが、試合した相手方が喜びの報告をアップしていることが多々あります。試合の評価まで記載することがあるわけで、相手を称えるならまだしも、中には、相手の優劣に触れる内容も散見されます(これがテニス協会の言いたかったことでしょう)。
世間一般では、親が小さな子の実名を表記し、画像付きでアップするSNSは親の常識を疑うという見解が多数派です。
国によっては禁止する動きがあるぐらいですから、国際的なテーマでもあります。
しかも、テニス選手は名前で検索すると、色々な情報までついてきて、所属スクール、小学校までわかってしまいます。
スタートラインがここですから、もし何か事件があった場合、世間はどういうか。
心無い言葉を投げかけ、集団で保護者の責任を追及するでしょう。
これまで仲が良かったお友達が世間から守ってくれるかというと、到底難しい話です。
これらのリスクを回避するには、ただ一点。匿名性を一段上げることです。
知っている人は知っている、程度でも印象はだいぶ変わります。
あとは試合結果のみ上げるのも、周囲への配慮になるかもしれません。
1対1を前提にした記述は相手方を特定しており、相手方はもちろん、第三者もわかりますから、ここで配慮ができるかどうか。
どうしてもやりたい場合は、強くなってから、という考え方もあります。
本当に強くなり、知名度が上がり、子供が自分でSNSと向き合える年になったら、自分でやれば良いです。
全国でも名の知れたトップ選手が、自分を律して、諸々理解してSNSを利用し名を広めるのであれば、それこそ活用と言えますね。
SNSにより、悪意ない小さなテニス選手が傷つかないことを願います。


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