最近、U10の有力な全国大会が増えてきましたね。
ジュニアテニスの普及発展、レベル向上を図るべく、色々な企画を立ち上げて頂けるのはジュニアにとって望ましいことです。
上記の通り、本当に最近いくつも増えたので、今の12歳前後の世代は複雑な思いではないでしょうか。
私たちの時はなかったのに~という気分ですね。
ここ最近テニス始めた幼少期のジュニアテニス勢は本当にラッキーです。
特にU8前後でバリバリテニスをしていて、先を見据える方は、これまでなかった環境に迷っている方も多いのではないでしょうか。
この点、U10世代の全国大会では、オールスターが集まっているかというと一くくりにはなりません。
U10はグリーンとイエローの狭間でもあり、目的も様々です。
主催者側はビギナー対象で楽しむことが目的だったりすることもありますし、最強を決めるコンセプトの試合もありますね。
この点、後者の本当に強い子、という言い方になると、このような仕組みになっている全国大会はまだないのかなと思っています。
まず事実として、公認大会でU12を脅かし、時にはU14に出るような、緑壱さんの如く本当の猛者がU10グリーンの全国大会には出ていません。理由は聞くまでもなく、U12で関東以上に行けるほどの力があれば先のポイントを見据えてU12に出ますし、グリーンに出ると言ったらコーチに止められます。
やはりカラーボールで開催する時点で大きな制約があります。関東ジュニアU10も同様です。
PLAY&STAYが推奨される中、GrowingでU9イエローカテゴリが増えたのは画期的でしたが、それが存在しえるのであれば、あとピースとして足りないのはU10のイエローカテゴリで開催される全国大会ではないかなと。
決してU10グリーンを卑下しているわけではないですよ。
ベジータも強いけど、視野を広げるとフリーザもいるという意味です(世代的に古くて失礼!)
U9イエローは絶対数が少ないはずですが、試合の人数は集まっていて、Growing全国大会は多くのエントリーがありました。それだけ全国の本気勢に受けたということですが、よくスポ人はこのような英断をしたなと思います。
ここで有力スポンサーの協力を得て格式を帯び、優勝者の特典も大きく、公認とできるだけ被らない日程の全国大会を組めれば、本当に強い子が集まる大会になり得ます。
U9イエローが新設された以上、U10イエローもいずれはどこかしらで開催されると思っています。
その際は、グリーンで開催される大きな大会とはまた違った位置づけとなるでしょうね。


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