猛暑とジュニアテニス

今年も暑いですね。毎年暑いですが、じわじわ毎年暑くなっています。
7月30日は近畿地方で40度を超える地点も散見され、兵庫県丹波で41.2度を記録しました。

2024年から始まったU10グリーンボールの関東大会は試験的に夕方から行い、2025年も引き続き夕方開催となりました。このように、業界として問題として認識はしているものの、公認大会のスケジュールを見ても真昼35度超の炎天下での連戦が当然で、十分な対策はできていないように感じます。

この対策を現場に求めるのは酷な一面もあります。
全てを夕方開催にすると、夜遅くまでの試合となってしまいますし、早朝開催にしてもすぐに暑くなりますので効果は限定的です。本来、テニスは猛暑の中でもやりきるスタミナも必要なのですが、生命を脅かすほどのラインに入ってくると話は別。この問題は程なく、テニスだけではなくジュニアスポーツ全体の問題になってくるのではないでしょうか。

ゲリラ豪雨を含めた不安定な天候もあり、これからはインドア施設もあるテニススクールが人気になるのかな。
冷房施設がないインドアは蒸し暑いですが、風通しがよければ直射日光を避けられるため、体感温度は相当違いますし、雨天時も練習ができる環境は助かります。

社会人テニスでは首元に氷つきタオルを巻く、既製品のクールネックなど様々な対策ができますが、選手クラスのジュニア練習では難しいでしょう。ここでおすすめは、とにかく水をもっていって、水をかぶる。頭からでも首からでも、手足でも。これでだいぶ冷やされます。飲むのも大事ですが、飲むばかりですと体調を崩しがちですから、併用がおすすめ。

あとは試合の待ち時間。
車で涼しい環境で休めるか、スクール館内など涼しい環境で滞在できるか。特に後者は非常に大きな影響を及ぼします。内部スクール生以外、館内立ち入り禁止としている会場もいくつかありますので、車がない場合は近隣のクールスポットを事前にチェックされると良いでしょう。

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