いつの間にか11月、すっかり夜は寒くなりましたね。早くも年末が近づいてきました。
ジュニア選手の年末年始は非常に多忙です。
関東ジュニアを例に挙げると、12月までの試合が反映されたポイントのランキングで、概ね選抜のシードが決まります。受験直前の受験生と同じで、年末年始は試合参加に忙しく、公認大会の試合が必要ないという選手は小数でしょう。試合がなくとも、バリバリ練習する必要があり、テニスの試合も大晦日はもちろん、元旦まであることも。
Wエントリー回避の関係でどこかで休める計算にはなるものの、とにかく忙しい。
年末年始で目立つのが、4Aの試合群です。
群馬、神奈川、千葉、東京それぞれで4Aの大会があります。
群馬と神奈川は既に締切ですが、千葉と東京はまだ間に合います。
この4Aと日程被りの4Bでどちらに出ようか、U14とU12どちらに出ようか、思いが交錯した結果、年末が近づくにつれて欠場の嵐となります。ある程度は仕方ないですが、あまりに節操のないエントリーは避けた方が良いでしょう。
テニスはどうしても相手選手の力量と出場可能性を図るべく、動向を追う傾向がありますので、第三者に勝手に試合予定を丸裸にされることもあります。
令和の関東ジュニアポイント戦略:基本から最新の現状まで | テニジュ
夏と冬、どちらがポイントを取りやすいかと言われると、やはり私は夏と答えます。
10月でカテゴリが切り替わるのですが、それは周囲も同じ。全体的な危機感が薄い夏では、Wエントリー率が減りますので、こちらの方が上位を狙いやすいと考えます。
冬は4Aの大会が4つあるので、ここでいかに結果を出すかがまず大事です。
しかし、この時期ズレによる推定はまだできます。
例えばこの時期、ぐんまは既にドローがわかります。本日、神奈川も出ました。
ということは、ここに実際にエントリーしている強者がわかるので、これが軸になっていきます。
Wエントリーを発見したらその人がどちらに出るか。
これは意外と推定しやすい所です。
人のWエントリー選択を推定する際は、その人の現ポイント、ドローまでは基本。
次に一日完結か、自宅から遠いか、サーフェスと天候がどうか。
このあたりも関係してきます。雨が降ったら、その分ドスンと後ろにずれて圧縮されますので、色々なことがズレます。まず欠場が増えますので、雨の際も他試合をできる限りで調査すると良いでしょう。
この際の管理方法ですが、全てメモに取るわけにもいきませんので、やはり記憶力かな。
この役割をAIに代替させるのは必要条件の入力が抽象的で困難ですので、当座無理でしょう。
ドローを見て有利かどうかという視点は複合的な要素が絡みます。
記憶力は興味の強さに比例するところがあるので、調べたい気持ちがあって試合を閲覧していると、頭に入りやすくなります。ここはまだまだ人間の脳が凌駕します。
試合のエントリー漏れを防ぐには、仕組みで防ぐべく、締切別管理が一番です。
例えば今日であれば11/10、日本スポーツ振興協会杯ジュニアテニストーナメントが締切りですが、予め準備していれば漏れません。
(2025最新)関東ジュニアテニス 公認大会日程 締切日順 2025年10月~2026年3月 | テニジュ
阿鼻叫喚、四苦八苦、ふと思いつく四字熟語が何かとマッチするジュニアテニス公認大会ですが、年末年始のエントリーはこれから本番です。皆さま、お見逃しなく!


コメント