(小学生)ダブルスパートナーの探し方・基本スタンス

関東ジュニアなどの選手登録をするようになると、ダブルスパートナー探しも重要となってきます。
ダブルスパートナー選びは、計画性がないと後で困ってしまう事も多いので、これからという方はご一読ください。
既に経験済の方は確かにね、という常識ばかりです。

まず、小学生において、ダブルスのターゲットとなる最終目標は、多くは全日本ジュニアダブルスです。
その他、様々な公式戦の多くはシングルスなので、戦略次第で無理をしなくても良い、という点がまず一点。

ダブルスを組むと、お互いの時間を合わせたり、試合を合わせたり、時には相手に合わせて自分のペースを変えていかなければいけません。重要なシングルスをスキップすることもあります。
このため、本当に必要かどうかという点が大前提です。

次に、相手。都道府県の予選に参加するために、同じ都道府県でパートナーを探す必要があります。
凡そ1年前ですと、人数が少ない県では非常に選択肢が限定されます。ある意味早い者勝ちで、強い選手は早い段階でパートナーが決まります。このため、出遅れるとかなり厳しくなります。

出遅れた場合の対応は、自分のネットワーク以外では、スクール経由で探してもらうこととなります。
スクールが絡むと色々面倒なことも多く、できれば自分で探したいものです。
スクールの紹介はいわば「お見合い」。仲介を通じてということになりますので、気が合わない場合もあるだろうに、この場合言いにくいですよね。このため、面倒な一面もあります。

あと気を付けたいのはレベル差です。
強い子と組めば上に行けるだろうと考えるのはあまりにも安直。
結構地獄を見ます。対戦相手はレベル差を把握しており、ジュニアの基本的な作戦は「弱い方を狙う」です。

強い子に打っても仕方がないので、徹底的に弱い子ばかり狙われて、メンタルをやられることも。
自分のせいで負けたりしたら親子で気を揉みます。最悪解消を切り出されたり。
そんなテニスは楽しくないですよね。このため、二人のレベル差はできるだけ揃えたいところです。

もう一点気を付けたいのは、お誘いするときの「本当にそれでいいのか」です。
ありがちなのは、スクールで一時的に仲良かった二人が意気投合して早期にダブルスを組むケース。
これはいわば、結婚で言う「0日婚」。
ダブルスはうまくいかないことも多々あり、レベル差が生じてしまうこともあります。
しかし、仲良ければ少しうまくいかなかったからといって、ダブルスを解消はなかなかできませんよね。
同じスクールであれば猶更。このあたり、もどかしくなる話もよく聞きます。

この点の回避の方法は、学年違いで同じ程度のレベルの子で組むのも効果的です。
結局のところ、レベル差がなければ学年は関係ありません。
学年が違えば、強制的に下の年次の子は、最後にフリーになります。
一見困るように感じるかもしれませんが、予めわかっていれば、その先のパートナーを探しておくことは難しくなく、また強くなっていれば比較的容易に探せます。

違うスクールの子と組む場合は期間限定感を出せますが、一緒に密に動けないので、チームワークに乱れが生じることが多いです。面白いことに、シングルスでは勝てないような相手同士のペアでも、息の合ったコンビが下剋上を果たすことが多々あります。このあたりはダブルスの醍醐味ですね。

このように、一長一短あるダブルスですが、出場しなければゼロですから、良いパートナーがいれば是非おすすめしたいです。お友達がいた方が楽しいですからね、特に小学生のうちは。
夫婦と同じ、悲しみは半分、喜びは2倍?です。。

このような事由もあり、初動としてダブルス探しを効果的に行えるネットワークの広さはある程度大事です。
目安として、選手登録の前にスポ人などで1年近く外部試合をこなしていると、顔も広くなります。

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