<スポ人>スクスクのっぽくんに参加してみよう

スポ人は、テニスを始めた小学生(時には幼児も)の多くが初めて参加する外部テニス大会の一つです。
スポ人では練習マッチから公認大会まで多くのテニス大会、イベントが企画されています。

目次

会員登録からエントリーまで

大会に参加するために、まずは会員登録をします。この際、自分が所属するチームを登録しますが、公認大会でなければ必須ではありません。特に開示したくない方は空白でも大丈夫。

会員登録が終わったら、あとはそれぞれお好きな大会を選び、エントリーします。
エントリーの際に、振り込みかクレジット払いで対応しますが、基本はクレジットの方が便利です。

スポ人でエントリーできる主なテニス大会、イベントは下記の通り。

・スクスクのっぽくん(レッド・オレンジ・グリーン・イエロー)
・GROWING(イエロー)
・ダブルス
・テニス練習企画
・プロテニス選手企画
・合宿企画

一番数が多いのはスクスクのっぽくんの練習マッチです。
それぞれ、練習しているボールの大会を選んでください。

人数には定員があり、定員に達していると「キャンセル待ち」と「一時募集終了」という表示が出ます。
キャンセル待ちは定員に達したばかりの人数の場合に表示され、キャンセル待ちに並ぶことができます。但し、この場合も支払・決済が必要となります。日数があれば、比較的容易に回ってきます。
キャンセル待ちが増えると一時募集終了と表示され、キャンセル待ちもできなくなります。この場合は誰かがキャンセルして、キャンセル待ちになるのを地道に待つ(定期的に巡回する)しか手はありません。

キャンセル待ちのまま締め切りになると、そのエントリーフィーは返金、、、、、されず、「スポコイン」として帰ってきます。このスポコインは次のエントリーの際に現金と同じように使うことができます。

レッドは8歳以下、オレンジ・グリーンは10歳以下と、カラーボールにはそれぞれ年齢で一定の縛りがあります。
スポ人では年齢別に大会をソートすることもできますが、6歳以下については対象がなく、現状では8歳以下レッドが最小です。
テニスを始めるタイミングはそれぞれで、上には上がいます。10歳でオレンジの大会に参加する子もいますので、気にする必要はありません。

子供も敏感なので下の子に混じることを気にしてしまうことがありますが、もし気にしていたら、ちょっと練習したらすぐに追い抜くよと元気づけてあげてください。実際その通りで、年次が上で体が大きいと、上達も早いです。
最初はスクール内の大会で腕試しをするのも良いですね。

試合のルール

当日は、時間厳守です。
ここは本当に厳しくて、遅刻すると原則参加させてもらえません。
これはテニスの公式ルールに則ったものですが、遠方から参加する方も多いので、知らずに遅刻してしまった場合、ほんのわずかな差で遅刻してしまった場合など、本当に本当に嫌な思いをします。
交通渋滞には気を付けて、早めに行くようにしましょう。

もし、遅れてしまったら、、、時間が許せば、空き時間に練習マッチをさせてもらえるか聞くのも良いです。
これを聞くこと自体は失礼なことではありません。テニスの世界ではよくあり、スポ人でも慣れている子供はよく聞きます。
これは運営の方も明言していることですが、関西の子は自分の試合が終わってしまった後、当然に言ってくる(エントリーの元を取ろうとしてくる)が、関東の子は練習をしたい子もいると思うが言ってこないと。これが東西の大きな違いのようです。

集合時間になると、レフェリーから試合の説明があります。
レッドはもちろん、オレンジでは丁寧な説明があります。グリーンになると、説明はしますが所々端折って説明されます。初めての場合はわからない点もあるので、しっかり聞くようにしましょう。

試合は、予選リーグの後、本線トーナメントを行います。

レッド・・予選も本線も10ポイントマッチ
オレンジ・・予選も本線も4セットマッチ
グリーン・・予選は4セット、本線は6セットマッチ
イエロー・・同上

予選は3~4名で、上位2名が本線へ進出します。本線では一発勝負で負けたら終わりです。

スクスクの特徴として、予選で負けてしまっても3位4位トーナメント、いわゆるコンソレがあります。子供たちは悔しい思いをしますが、ここでしっかり練習をすることができます。

優勝すると、表象とともに優勝賞品がもらえます。内容は主にすくすくのっぽくんのグミが多いですが、麦茶など変わることもありました。

ランキング

スポ人のスクスクのっぽくんでは試合後に結果に準じたポイントがもらえます(レッドボールを除く)。
このポイントは1年間有効で、良い成績を出せば出すほど、上位の大会に出ればベースのポイントも増えていきます。
このポイントは参加人数によっても変動します。

2025年8月8日段階で、3631人も参加しているようです。結果が出なくても5ポイント程度もらえる仕組みになっており、どのような結果でも末尾にランキングされることとなります。

もう一回参加すれば確実にランキングは上がるわけで、モチベーションが上がりやすい仕組みになっています。

知っておきたいポイント

会場の環境チェック

会場の環境・設備には非常に大きな差があります。
特に暑い日、寒い日は、ゆっくり休める場所があるかどうかも大きなポイント。
建屋がないケース、近場でコンビニなど食材調達ができないケースもあります。

やはり車で行くのが便利で、一緒に椅子をもっていくと便利です。
駐車場にも大きな差があります。車を置くのに四苦八苦することもあれば、広いスペースに無料で置けたり。
予め調べておくと良いです。

サーフェス(テニスコート)

テニスコートの種類にはいくつかありますが、日本ではハードコート、オムニコートが多数派で、最近は異常な気候に耐えるインドアが人気です。クレー(土)は少数派ですが、公式戦で試合することもあるのである程度の経験はしておおいた方が良いでしょう。
日本ではオムニコートが多いことが特徴で、雨に強く少々の雨でもテニスが続けられます。また、足にも優しいです。ハードコートは海外では定番ですが、雨に弱く、中止になりやすいです。クレーは足に優しい一方、雨に弱い上に乾きにくく、遠方でクレーの場合は、延期が続いて参加者を悩ませる局面が頻繁に生じます。

これらは、最初はできればいつも練習しているサーフェスと同じものにすることを強くお勧めします。
サーフェスによりバウンドも変わりますので、初めて違うサーフェスで試合すると、調子が思うように出ないはずです。

お友達を大事に

初心者の多い大会、年次が低い大会はお友達を作りやすいです。
公認大会になると、試合が終わると通常はすぐに帰路に着くので交流が限定的ですが、練習マッチは試合が続いたり、勝ち負けだけでもなく、初めて出た場合は保護者間でも意気投合しやすいです。

是非、この時期にたくさん交流を深めてください。テニスや社交に適したスポーツです。
テニスだけでつながるお友達も良いものです。数か月ぶりだったり、時には二週連続だったり。
これがテニスを続けるモチベーションにもなり、ダブルスの相手探しの際にも生きてきます。

セルフジャッジ

子供同士で行う試合ですが、原則としてレフェリーはいません。
子供たちが自身で自分の側のコートの球、つまり相手の打った球が外れた場合のアウトをジャッジします。

アウトのコールはわかりやすく、ボールが地面に着いたら相手にはっきりとわかる声(アウトorフォールト)とハンドシグナル(人差し指を出す)を使って、ボールの着地後速やかに行なう必要があります。
この際、ボールの行き場所がまだ確定していないのに、見積もって先に言うことはルール違反です。

このセルフジャッジは非常にトラブルが多く、子供同士でまず解決を図りますが、もめた場合はレフェリーが仲介して判断します。レフェリーはこのためだけにいるのではというぐらい、よく問題になります。

定期的に起こるトラブルは、明らかに入っているのにアウトとコールされることです。
このケースは必ず誰しも経験します。しかし、親が介入するのは強く禁止されており、本当におすすめしません。
わが子ですからカッとなってしまうこともあるでしょうが、その場ではどうか抑えてください。
悪意があるかどうかはケースバイケースですが、間違いもあります。
何かと長い付き合いになることもありますが、子供たちが今後仲良くなる機会も逸してしまいます。また、仲良くなりたくもない悪意がある親子も中にはいると思いますが、そのような親子と対立しても得することはありません。
そっと離れるが吉です。


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