<スポ人テニス>GROWING2025に参加して全国大会を目指そう:今年は平日から開催か?

テニスの外部試合は、最初はスポ人のスクスク(U10オレンジ、U10グリーンなど)がおすすめです。
しかし、選手クラスに上がったり、経験を積んだりで、個人差はありますが1年もすればイエローを打つようになります。
このタイミングは、小4は珍しくなく、小3以下もたくさん見かけます。
ところが、この場合にU12の外部試合に出ようとすると、背が高いパワーヒッターがたくさん混じってきます。
対戦相手は選べないので、体格の違いから強打に対して腕を痛める危険がグッと上がってしまいます。

このようなリスクを回避できるおすすめの試合がGROWINGです。

目次

GROWINGとは

GROWINGはスポ人で開催されるテニスジュニア向けの上位大会です。
全てイエローボールで試合が行われ、トーナメント型の一回限りの勝ち抜き戦です。

地区予選は毎週のように通年で行われ、優勝者、準優勝者には全国大会参加への権利が与えられます。
前回全国大会の終了後から実施される地方大会(12月まで)が対象で、非常に長丁場で予選が全国で行われる点が特徴です。全国で行われますが、大会の開催頻度はやや関東、近畿地方に偏っており、このエリアでは毎週のように大会の参加機会があります。

公式HP
GROWING by HEAD

全国大会の優勝者には、HEADのJAPANとの用具貸与契約の特典もあり、非常に注目されています。
また、全国大会だけでなく、各地区予選の優勝者(ポイント制)は、IMGへ1週間留学体験ができます。

新設されたU9カテゴリ

GROWINGはルールを知っている前提でカテゴリとしては経験者の部類になるのですが、今回ビギナーにおすすめしたい理由は、2024年からU9カテゴリができたからです。

U9イエローという試合方式は非常に珍しいです。人数が集まりにくいため、たくさんの集客ができるスポ人ならではともいえます。

GROWINGはルールの説明が基本的にないので、まずはスクスクでしっかりルールを覚えてからの参加になります。
しかし、U9カテゴリは10歳さえも参加できず、男女別ですので、相対的に度が過ぎた強打はありません。
レベル的にも1歳の年齢差は非常に大きく、U10グリーンとボールの違いはあれど、大きなレベル差はありません。

目安としては試合形式に慣れ、スポ人U10で1,2位トーナメント常連程度で、練習ボールがイエローであれば積極的に参加して良いでしょう。

2025年全国大会は2026年1月に実施

GROWINGの2025年の大会を対象とした全国大会は、翌年1月に静岡県の伊東市で実施されます。
今年は下記日程で行われます。

2026年1月23日(金)~25日(日)
予備日:1月26日(月)
※参加人数が多い種目については、23日(金)から試合開始となる場合がございます。
【Growing 2025 Final】 日程についてのご案内 | スポ人(スポじん)

2024年1月は200人弱が集まり、2025年1月はU9カテゴリに加えて人数が増えたため、280人相当が集まりました。2026年1月の大会で前年度と変更された大きな点は、上記※の通り、平日開催が示唆されたことです。昨年も金曜日からの開催でしたが、昨年は金曜日はイベントだけで、試合はありませんでした。

学校がある日程を含みますので、エントリー数はやや落ち着くかもしれません。

全国大会の概要

写真多めでお伝えします(人のぼかし以外、無加工です。早朝まだ誰もいない時間に撮影しました)

全国大会では、大会だけでなく大会前後を盛り上げるイベントも豊富です。


プロテニスレッスン、TPPによるトレーニング、マッサージ、キッズ向けコーナー、グッズ試供、キッチンカー(金券もらえます)などなど。開催期間中は多くの人で非常に賑わっています。


横に広いスペースもあるので、走り回ることもできます。
二日目早朝の様子。嵐の前の静けさ。

このような大会に出る家庭の多くは、大会中も練習時間、効率を気にします。
待ち時間が長い大会は善し悪しの議論がついて回るのですが、この大会は試合の合間にもTPPによるトレーニングが体験でき、非常に有益です。TPPは関東圏は皆さまご存じと思いますが、板橋で有名なスクールで、テニスに特化したフィジカルトレーニングに定評があります。ここのメインコーチの一人に来ていただけるので教え方、盛り上げ方も非常に上手です。いつもは厳しいコーチもこの日は明るく楽しくを重視され、まる二日休みなく盛り上げています。

プロテニスレッスンはテニスコートの一部を使い、時間を分けて複数回実施されます。終盤は人数が減ってきますので参加しやすくなります。OPをよく見て、できる範囲で参加しましょう。

当日は寒いので、座って暖を取れる場所が望ましいです。丁度メインとなるイベント広場とテニスコートの間、真ん中あたりに建屋があり、そこで休むことができます。ただ非常に混雑しており、席も限られるのでなかなかゆっくりしがたいです。

駐車場

人数が多くなればなるほど大混乱で、2025年は運営の皆様も苦労されていました。
メイン駐車場は集合時間30分ほど前から満車で、ぐるっと回って戻っていく車が繰り返されます。

集合時間1.5時間前はこのような状況でガラガラ。どうかお早めに。
1時間ほど前から急速に混み始め、10分の違いで命運を分けます。早めが吉。

停める場所が明らかにない場合、この画像の左端でUターンする途中で、一時停止(荷物に積み下ろしができるスペース)があります。

他に駐車できる近隣箇所は限られるので、最終的には、駐車場までに通る道沿いにずらっと縦列していました。
今年の人数がどうなるかわかりませんが、試合会場へは余裕をもって出かけた方が良いでしょう。

最後に、駐車場から眺める景色↓

JOPのJAPAN JUNIOR TENNIS TOURとの違い

JOPのJAPAN JUNIOR TENNIS TOURと、GROWINGの地区予選の位置づけが似ているので比較整理しておきます。

スクロールできます
エントリー数試合方式(概ね)締切全国大会全国大会資格全国大会年齢
JOP総数に依存6-6タイブレ、デュース有り概ね2週前TOMAS CUP優勝のみ開催年度の区分
GROWING区分別に上限ノーアド概ね1週前GROWING全国大会優勝・準優勝予戦年度の区分

予め知っておきたいのは、区分のずれです。
ともに全国大会は翌年度に実施されますが、翌年後、皆1歳年度が変わります。
TOMASCUPは予選時にU10で優勝しても、翌年度にU10でなければ、U10の全国大会に参加できません。
GROWINGは予選時のカテゴリですので、U11で優勝して、翌年1月にU11でなくともU11で参加できます。

<JOPテニス>JAPAN JUNIOR TENNIS TOURに参加して全国大会を目指そう | テニジュ

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