スポ人では初心者向けにスポ人のスクスク(U10オレンジ、U10グリーンなど)が有名ですが、同サイトでGrowingという上級者向けのトーナメント予選が並行して頻繁に開催されています。
こちらは民間主催の大会としては全国最大級で、毎年非常に注目されています。
今回、実際に参加した経験を基に、大会概要と地区予選、全国大会について詳細をご説明します。
GROWINGとは
GROWINGはスポ人で開催されるテニスジュニア向けの上位大会です。
U9、U11、U13、U15の4カテゴリで、2月から年末にかけて毎週のように全国で地区予選が開催されます。
全てイエローボールで試合が行われ、トーナメント型の一回限りの勝ち抜き戦です。
ポイントもスクスクより高い設定になっています。
公式HP
GROWING by HEAD
全国大会の優勝者には、HEADのJAPANとの用具貸与契約の特典もあり、非常に注目されています。
また、全国大会だけでなく、各地区予選の優勝者(ポイント制)は、IMGへ1週間留学体験ができます。
地区予選
地区予選は毎週のように通年で行われ、優勝者、準優勝者には全国大会参加への権利が与えられます。
前回全国大会の終了後から実施される地方大会(同年12月まで)が対象で、非常に長丁場で予選が全国で行われます。
準優勝者にも権利が与えられ、試合は3名から成立するので、JOPと比較して権利を得やすいと言えます。
予選は全国で行われますが、大会の開催頻度はやや関東、近畿地方に偏っており、このエリアでは参加機会で困ることはないでしょう。
新設されたU9カテゴリ
GROWINGは試合のルールを知っている前提で始まりますので、まずはスクスクでしっかりルールを覚えてからの参加になります。カテゴリとしては上級の部類になるのですが、今回ビギナーにおすすめしたい理由は、2024年からU9カテゴリができたからです。
国際的なPLAY&STAYの流れからも、U9イエローという試合方式は非常に珍しいです。
本来母集団が少ないはずで、集客力のあるスポ人ならではともいえます。
ジュニアテニスにおいて、イエローに上がるタイミングは、選手クラスでは小4はごく普通、小3以下も散見されます。
ところが、早いタイミングでU12の外部試合に出ようとすると、背が高いパワーヒッターがたくさん混じってきます。
対戦相手は選べないので、体格の違いから強打に対して腕を痛める危険がグッと上がってしまいます。
U9カテゴリは10歳さえも参加できず、男女別ですので、相対的に度が過ぎた強打はありません。
レベル的にも1歳の年齢差は非常に大きく、U10グリーンとボールの違いはあれど、大きなレベル差はありません。
目安としては試合形式に慣れ、スポ人U10で1,2位トーナメント常連程度で、練習ボールがイエローであれば積極的に参加して良いでしょう。
大会概要(基本情報)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名(資料表記) | GROWING FINAL / FINAL Championship 2025 |
| 会場 | 小室山公園 〒414-0044 静岡県伊東市川奈1260-1 |
| 開催日程 | 2026年1月23日(金)・24日(土)・25日(日) |
| 予備日 | 2026年1月26日(月) |
| 締切日 | 2026年1月12日(月) |
| ドロー発表 | 2026年1月15日(木) |
| コート | オムニ18面/ナイター4面 |
| 使用球 | HEAD TOUR XT |
| 主催 | スポ人大会運営事務局 |
| カテゴリ | 年齢基準(出生) |
|---|---|
| 9歳以下 男女シングルス | 2016年1月1日以降 |
| 11歳以下 男女シングルス | 2014年1月1日以降 |
| 13歳以下 男女シングルス | 2012年1月1日以降 |
| 15歳以下 男女シングルス | 2010年1月1日以降 |
| 参加費 | 金額 |
|---|---|
| 参加費 | 13,500円 |
| 保険料 | 200円 |
| ネットエントリー手数料 | 550円 |
| 日程(250名超) | 1/23(金) | 1/24(土) | 1/25(日) | 1/26(月) |
|---|---|---|---|---|
| 9歳以下~15歳以下 男女 | 前日練習 | トーナメント/コンソレ | トーナメント/コンソレ | 予備日 スポ人 |
小室山公園テニスコートのアクセス
アクセス:〒414-0044 静岡県伊東市川奈1260−1
ナビは住所よりも、公園か駐車場のあたりにセットすると間違いないです。
下図赤矢印を参考にどうぞ。トイレはクラブハウス前にありますが、混みあいますので事前に済ませておくと良いでしょう。寒いですし。

特に迷う所はありませんが、駐車場戦争は大変(後述)
今年も人数が多いので、何か対策があるかもしれませんね。
表彰・副賞
| 内容 | |
|---|---|
| 表彰 | 各種目:優勝・準優勝/コンソレ優勝 |
| 副賞(サポート契約) | 各種目「日本人最高成績」の選手に、HEADとの1年間サポート契約を付与 |
| MVP(海外遠征補助) | Growingオーストラリア遠征への補助金200,000円を1名に進呈:2026年9月末~10月上旬/オーストラリア・アデレード |
GROWINGは表彰に伴う副賞が非常に豪華で、人気の源泉となっています。
各種目日本人最高成績の選手にはHEADとの1年間サポート契約が付与されます。
また、一人だけ選出されるMVPには、Growingで企画されるオーストラリア遠征につき、補助金200,000円が進呈されます(2026年9月末~10月上旬 オーストラリアアデレード予定)。
こちらでは、現地アカデミーでのテニス留学やホームステイ、現地ジュニアとの親善試合など予定されています。
会場サービス・イベント
| サービス | 内容 |
|---|---|
| 練習コート開放 | 1/23(金)8:30-9:30(9歳以下のみ)/14:00-16:30(参加者・関係者) 1/24(土)8:30-8:55 1/25(日)8:30-8:55(申込は会場受付) |
| ランチサービス | 1/24・25 12:00-16:00/参加選手に2日間通しで使える食事チケット1,000円分配布(選手以外は有料) 会場:大会イベント広場(キッチンカー等) |
| ストリングサービス | HEAD JAPANブース(有料)(ガット販売あり) |
| オフィシャルホテル | 事務局申込の選手と家族に無料送迎バス |
| イベント | 内容 |
|---|---|
| HEAD関連 | 新作ラケット紹介 試打会 ガット張替え(有料)など |
| トレーナー | 選手無料(選手以外有料)のトレーナーサービス |
| ウォームアップ | TPPトレーニングスタジオのスタッフがw-upセッション/個別w-up(希望者は現地申込) |
| パラ体験 | ボッチャ、ブラインドサッカー、ゴールボール等 |
| その他 | ピックルボール体験(安全なスポンジボール使用) 鼻パッドなしサングラス試着 太鼓の音遊びWS フラワーアレンジメント(1/25:表彰式で使用するお花を手づくり) |
| 体力測定 | 1/25(日):反復横跳び、垂直跳び等/各種目1位には粗品プレゼント?! |
| コートイベント | 日時 | 備考 |
|---|---|---|
| 尾崎里紗プロ | 1/25(日)12:00-13:20/13:40-15:00 | 大会参加者が申込 |
| 中野龍一郎プロ | 1/24(土)12:00-13:20/13:40-15:00 | 大会参加者が申込 |
| 守屋翔コーチ(大学庭球部体育会指導)によるヒッティング練習会 | 1/23(金)15:00-16:30 | 大会参加者が申込 |
※コートイベントの申込は会場受付
2025年全国大会は2026年1月23日(金)~25日(日)に開催→実質土日開催か
2026年1月23日(金)~25日(日)
予備日:1月26日(月)
※9歳カテゴリは人数次第で23日開催
Growing2025 Final | スポ人(スポじん)

GROWINGの2025年の大会を対象とした全国大会は、翌年1月に静岡県の伊東市で実施されます。
2025年度の全国大会は下記日程で行われます。
2024年1月は200人弱が集まり、2025年1月はU9カテゴリに加えて人数が増えたため、280人相当集まりました。
子供の人口が減少している中、相当の盛り上がりです。
2026年1月の大会で前年度と変更された大きな点は、人数次第で9歳カテゴリで23日(金)に予選が行われ、平日開催が示唆された点です。昨年も金曜日からの開催でしたがイベントだけで、試合はありませんでした。
しかし、金曜開催もエントリー数が少ない場合の条件付きですし、実に上手くスケジューリングされたなと思っています。250人という人数も絶妙ですね。多くの参加者を見込むに、金曜開催は避けた方が良いと考えます。多くの参加者が集まれば、金曜開催はないということとなります。
と当初語っていましたが、12月16日で264名。250名のラインを越えて安全圏に入ったと言えるでしょう。
試合はトーナメント+コンソレ形式で行われ、金曜開催は恐らく消滅したかと。
最終的な人数も、昨年を超えるかもしれません。
参加者の気持ちに立つと、予選があるけど不安定な試合構成より、トーナメント+コンソレの方がスケジュールの自由度が増してよいかもしれません。
雨天時に配慮されたスケジュール

昨年はここまで詳しく雨天時の対応は明記されていなかったような、、
非常に丁寧ですね。遠方から参加の予定も立てやすく、ホスピタリティを感じます。
実際の全国大会の様子
実際に撮影した写真中心に、当日の様子をお伝えします。

早朝まだ誰もいない時間。嵐の前の静けさ。

プロテニスレッス全国大会では、大会だけでなく大会前後を盛り上げるイベントも豊富です。

TPPによるトレーニング、マッサージ、キッズ向けコーナー、グッズ試供、キッチンカー(金券もらえます)などなど。開催期間中は実に多くの人で非常に賑わっています。横に広いスペースもあるので、走り回ることもできます。
このような全国大会に出る家庭の多くは、大会期間中も練習時間、効率を気にします。
待ち時間が長い大会は善し悪しの議論がついて回るのですが、この大会は試合の合間にもTPPによるトレーニングが体験でき、非常に有用です。TPPは関東圏の皆さまご存じと思いますが、板橋で有名なスクールで、テニスに特化したフィジカルトレーニングに定評があります。
こちらのメインコーチに来ていただけるので教え方、盛り上げ方も非常に上手です。
いつもは厳しいコーチですが、この日は明るく楽しくを重視され、まる二日休みなく盛り上げて頂けます。
プロテニスレッスンはテニスコートの一部を使い、時間を分けて複数回実施されます。終盤は人数が減ってきますので参加しやすくなります。OPをよく見て、できる範囲で参加しましょう。

二日目早朝の様子。一日目が終わり、台風の目のような静けさ。

座れる場所も多いですが、移動する機会が多いので、椅子があると便利です。

当日は寒いので、座って暖を取れる場所が望ましいです。
丁度メインとなるイベント広場とテニスコートの間、真ん中あたりに建屋があり、そこで休むことができます。ただ非常に混雑しており、席も限られるのでなかなかゆっくりしがたいです。
駐車場

人数が多くなればなるほど大混乱で、2025年は運営の皆様も苦労されていました。
メイン駐車場は集合時間30分ほど前から満車で、ぐるっと回って戻っていく車が繰り返されます。
集合時間1.5時間前はこのような状況でガラガラ。どうかお早めに。
1時間ほど前から急速に混み始め、10分の違いで命運を分けます。早めが吉。
ホテルから朝食をゆっくり食べて向かうかどうかで、駐車場の運命が変わると言えそうです。
停める場所が明らかにない場合、この画像の左端でUターンする途中で、一時停止(荷物に積み下ろしができるスペース)があります。
他に駐車できる近隣箇所は限られるので、最終的には、駐車場までに通る道沿いにずらっと縦列していました。
今年の人数がどうなるかわかりませんが、試合会場へは余裕をもって出かけた方が良いでしょう。

最後に、駐車場から眺める景色。
GROWING予選とJOPの予選、JAPAN JUNIOR TENNIS TOURとの違い
JOPのJAPAN JUNIOR TENNIS TOURと、GROWINGの地区予選の位置づけが似ているので比較整理しておきます。
| エントリー数 | 試合方式(概ね) | 締切 | 全国大会 | 全国大会資格 | 全国大会年齢 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| JOP | 総数に依存 | 6-6タイブレ、デュース有り | 概ね2週前 | TOMAS CUP | 優勝のみ | 開催年度の区分 |
| GROWING | 区分別に上限 | ノーアド | 概ね1週前 | GROWING全国大会 | 優勝・準優勝 | 予戦年度の区分 |
予め知っておきたいのは、区分のずれです。
ともに全国大会は翌年度に実施されますが、翌年後、皆1歳年度が変わります。
TOMASCUPは予選時にU10で優勝しても、翌年度にU10でなければ、U10の全国大会に参加できません。
GROWINGは予選時のカテゴリですので、U11で優勝して、翌年1月にU11でなくともU11で参加できます。


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