幼児から小学校2年生ぐらいまでにテニスを始めた子は、スクールのレッドボールクラスから始めることが多いです。
個人差はありますが、このレッドボールの期間は年齢が低ければ低いほど長く、幼児の間はずっとレッドが妥当でしょうし、小学生であれば比較的すぐに次のステップであるオレンジに上がる子もいるでしょう。
ジュニアテニスと適正ボール(レッド・オレンジ・グリーン・イエロー)の実態 | テニジュ
この点、レッドで長く練習していると、自然とクラスの上位層になります。
スクールのクラスで上手い方になると、今度は外で実力試ししたくなりませんか?
お子様が乗り気であれば、是非チャレンジしてみてください。
大会はスクール内で開催されていることもあれば、されていないこともあります。
スクールで開催されていれば、まずはその中で上位になることを目指すと良いでしょう。
相応に実力があるのにスクールで腕試しをする機会がなければ、是非外部も探してみてください。
外部では色々な刺激があり、そこで得る経験は子供に大きな転機を与えます。
ここで気を付けたい点もあります。
それは、まだ時期尚早で、実力が明らかに伴わないのに、なんとなくエントリーする場合。
小さい子供に望ましいのは成功体験と自己肯定感です。成功体験が自己肯定感を育みます。
日常のスクールで既に上手で、自分はテニスができると自信がある状態であれば、一定の自己肯定感は醸成されているため、外部で負けてもまた練習しようという気持ちになりやすいです。
しかし、明らかに実力が足りない状態で出した場合は、そこでの経験がトラウマになってしまい、テニスの試合はもちろん、テニス自体嫌いになってしまうこともありえます。
子供が小さいうちは試合経験が乏しい状況です。保護者様はイベント感覚で「レッドボール テニス 大会」など検索して近隣の大会を探すこともあろうかと思いますが、焦らないように留意頂ければと思います。
例えば本サイトで紹介しているスポ人でレッドボール大会がありますが、ここでも上位層に入るのはそれなりにスクールで練習した子です。参加資格がないため、そうでない子も混じって全く歯が立たないわけでもないですが、やはり上位にはいきにくいです。
エントリーにあたっては、お子様の習熟度、性格を総合的に判断して頂ければと思います。
レッドボール大会一覧
名称 | エリア | 特徴 | 備考 |
---|---|---|---|
スポ人 | 全国 | 初心者に易しく、スクスクは大会デビューに最適 | 定期的に開催。8歳以下カテゴリか「レッド」で検索。ネットで開示。 |
テニスベア | 全国 | 幅広くイベントがあり、レンタルコートから公認大会まで豊富。 | 多くのレッドボール大会を紹介しています。ジュニアイベントでCtrl+Fで検索「レッド」 |
桜田チャレンジマッチ | 東京 | 良質クレーコートで試合経験がたくさん詰めます。 | 詳細はこちら |
松原印西 | 千葉 | 毎月1度、日曜日にレッドボール大会を開催 | レッドボール以外も試合企画が豊富。 |
レッドボールの大会は上記全て確認いただけると、早い段階でいずれか参加できます。
スポ人はネットで結果が開示されるので、子供にとって良い方にも悪い方にも転がります。ただ、レッドであればネット上の結果を自分で見に行く術も知らないことが多く、また負けたとして気になるほどでもないので、勝った場合にのみ知らせてあげれば良いかもしれません。
テニスベアは、メニューからジュニアを選択し、その後イベント(大会・練習会)をクリックすると一覧が出てきます。この中からレッドボール大会を探してください。数は多くありませんが、定期的に出てきます。検索で探すのも良いでしょう。

桜田チャレンジマッチは初心者も参加しやすい大会です。試合の仕方含め、楽しく学べます。
とにかく試合を、となったら松原印西もおすすめ。
毎月のように企画され、またネットにも出てこないので気軽に参加しやすいです。慣れたらその次のボールも含めイエローまで末永くお世話になりましょう。
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