以前、ジュニアテニスに係る費用の記事を書きましたが、テニスは習い事としては他のスポーツと同等ですが、本気で選手として取り組もうとすると、急に多額のお金がかかるようになります。
小学生のテニスに係る費用は?:通常ジュニアテニススクールと選手クラス比較 | テニジュ
実際にアンケートでご回答いただいた結果、やはり相当のお金がかかることがわかります。
しかし!
小学生のテニス選手は、皆同じような練習、公式戦のルートを歩んでいますが、強くなる可能性一点にフォーカスすれば、必ずしも必須ではないものもあります。
今回、金銭的な事情で不安になっている方向けに、費用対効果に注目して、上達に向けて必須なもの、必ずしも必須でないものを分類したいと思います。
まず、ジュニア選手のチーム所属。
これは必須でしょう。なかなか高額になりますが、強くなるためのテニスと楽しむテニスは違うので、一歩上へ行くために必要です。
大事なのはここから。
練習回数ですが、週3~6回など選べるケースがありますね。
ここで週4回~5回程度は通いたいところですが、多くのテニススクールはトレーニングの時間も含まれます。
テニスの技術は教わる必要がありますが、トレーニングはその大半がご家庭でも取り組めます。
家庭や本人の信念があれば、自分で補完できます。
小学生のトレーニングは筋トレというより、基礎体力をつけるべく走り込みが基本。
自分でできます。
短距離であれば20メートル~30メートルをひたすら繰り返す。走って、少し休み、すぐ走り、これを10本、20本と繰り返します。長距離であれば走るだけですが、これは個人の体力に合わせて。
長距離は基本的に、今日のタイムより明日のタイムの方が早くなります。やりすぎると疲れが蓄積されたり怪我に繋がりますが、テニスがない日にトレーニングを厚めにやると良いでしょう。
これで週6埋まり、テニスとトレーニングの充実が図れればまずここはOK。
次に試合です。
試合は、やはり定期的に行った方が良い。これは事実かなと。
小学校のジュニアテニス生活を振り返ると、遠方からの転居は別にして、名前を聞いたことがない子が突如彗星の如く表れて、既存の選手をなぎ倒したーーーーという漫画のような話は、少なくとも私の周囲では聞いたことがありません。
試合に出ることで、現在の立ち位置の把握ができるとともに、その結果が本人のモチベーション、刺激に繋がります。
あとは試合慣れもあります(緊張感が緩和される)。
ですので、全く行かなくて良いとは言えません。
しかし、外部試合は月に一度程度で、あとは日々の練習で練習マッチの機会が十分にあれば良いでしょう。
試合はあくまで普段の練習の効果を発揮する場です。
同じ相手と当たった時や、間接的な試合結果で上達できていると感じられたら、自信を持ってください。
近所のレンタルコートが安ければ、あとは一緒に練習マッチしてくれる同レベルのお友達、たった一人がいればかなり良い環境です。気を遣わず、定期的にできる子が理想ですね。これで練習マッチの機会も補完できます。
二人いればできるのがテニスの利点です。
では公認大会はどうか。ポイントはここだと思います。
関東全域で行われる公認大会、これは全ての関東ジュニア出場選手が通る道ですが、試合会場に至る道でも実に多大な走行距離と時間をロスします。やはり私、この移動時間だけはどうにもフォローしがたいですね。
観光地まで行って、テニスして観光せずに帰ってきます。翌日同じ場所に行ったり、、
試合もたった1、2試合だったり。雨で中止になったり。帰りに超渋滞に巻き込まれて遅くなったり。
この点、戦略次第で公認大会なんてすっ飛ばして練習しても良いと思います。
ポイントがないと都県ジュニアや小学生大会など出れませんが、関東ジュニアランキングは上位5試合のポイントで決まりますので、実力が伴っていれば、少ない出場回数でも成り立ちます。
次に合宿や海外遠征などのイベント。
これらは本来おすすめなのですが、行っている間に最短距離でテニスが上手くなるのか、更に費用対効果まで入れるとまた別問題。
例えば2泊3日の合宿であれば、初日と最終日は半日程度は移動を伴いますね。
それだけ時間をロスします。中日も午前と午後で4~5時間の練習時間がいいところです。
つまりこの3日、合宿に行かずに堅実に3時間×3日、トレーニングとテニスで時間を費やしていればそれほどロスしません。肯定的に考えれば、毎日同じ環境で同じコーチに教えてもらった方が伸びる可能性もありますね。
次に海外遠征。
これも経験としてはプライスレスですが、費用的にはモーストエクスペンシブ。
特に海外で国際試合を予定している場合、待ち時間は日本の公認大会と同様で、相当のロスが生じます。
この前後で練習機会があったりしますが、トータルの練習時間はそれほどでもなく、そもそもわからないことも多いです。
費用面を気にする場合は、自信をもって外してOK。インスタなどで華々しい海外テニスが流れていますが、自分持ちで行く遠征は本当にお金がかかります。期間にもよりますが、アジアで20万~50万、米国欧州では100万円以上かかります。
次に帯同。
帯同条件はチームによって異なりますが、費用は一般的にかなり高額。
一人のコーチを拘束するのですから当然です。
そのコーチの帯同費用には、指導料のみならず、交通費、宿泊費などの実費が伴い、あと食費を負担することも。
指導料で2~3万円/日見ておいた方がよいでしょう。費用をかけたくない場合は節制したいところです。
因みに、チームによっては大きな大会でたとえ断りたくても、断りがたいこともあります。
この点踏まえ、チームの選択は大事ですね。
ビギナー期はスクールのみならず練習器具を使うのも良いでしょう。
小学生は打つ回数で決まるとも言われ、打つ機会が増えればそれだけ上達します。
以上、走り書きとなってしまいましたが、信念をもって走り続ければ、お金をかけなくても小学生の間で十分に上達できると考えます。地味な毎日になりますが、派手に動かなくとも力はきっとつきます。
信頼できるチームに所属し、自分のペースで毎日しっかり、楽しく練習しましょう!


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